CONTENTS

施行日:令和2年12月1日

4-2. 高速自動車国道等における自動車の交通方法等の特例

第4章の2 高速道路の走り方

第四章の二 高速自動車国道等における自動車の交通方法等の特例

第5章 道路の上で

第4章 ドライバーの義務
第1節 この章を通していえること

第一節 通則

高速道路を走る際の規定
第75条の2の3

一般に高速道路と呼ばれる、「高速自動車国道」と「自動車専用道路」では、一般の道路を走る際の規定の他に、この章の規定にも従ってください。
原文
高速道路が安全に通行できなくなったら
第75条の3罰則

高速道路の破損や、交通事故などで安全に通行できなくなった場合、警察官によって高速道路の通行禁止や通行制限、路肩走行など通常では認められていない走行方法を命じられることがあります。
原文
第2節 高速道路の走り方

第二節 自動車の交通方法

最低速度よりもゆっくり走らない
第75条の4罰則罰則罰則

徐行や減速が必要な場合や、危険防止のためにやむを得ない場合の他は、高速道路の本線上では最低速度よりもゆっくり走ってはいけません。
原文
高速道路で横切ったり、バックやUターンはNG
第75条の5罰則

高速道路では本線を横切ったり、Uターンをしたり、バックをしてはいけません。
原文
高速道路の本線に合流するときは
第75条の6罰則

高速道路の合流車線から本線に入るときは、本線を走っているクルマが優先なので、ジャマしないように合流してください。

道路の本線と本線が合流する場所でも、先方の道路が優先の道路標識が立てられていたら、先方のジャマをしないように合流してください。

合流地点に信号などによる交通整理が行われていたら、本線も合流車線も関係なく信号に従ってください。
2

本線への合流地点であっても、緊急自動車が走ってきたら、緊急自動車に道を譲ってください。
原文
本線に入る前に
第75条の7罰則

高速道路の本線に入る前に加速車線が設けられていたら、そこで十分に加速をしてから本線に合流してください。
2

高速道路を下りるときは、出口に近い車線から出口へ向かう車両通行帯へと移り、出口に向かってください。

出口に向かう車線に速度制限が行われていたら、その指示に合わせて減速してください。
原文
停まれない高速道路で停車が認めらるのは
第75条の8罰則罰則罰則罰則

高速道路上では、危険回避のため以外、原則的に停車したり、駐車してはいけません。

法律で停車が義務付けられている場合や、警察官に停車を命じられた場合は高速道路上でも停車したり、駐車をしなければなりません。

それ以外に駐停車が認められるのは次のケースです。

サービスエリアやパーキングエリアに立ち寄るケース。

クルマの故障やなんらかのトラブルによって、十分な駐車スペースのある路肩にクルマを停めるケース。

高速バスのバス停にバスが停車するケース。

料金所で料金を支払うために停車するケース。
2罰則

高速道路上でも、駐停車が認められるケース以外で駐車していると駐車禁止に問われます。

警察に駐車違反と判断されると、一般道と同じように扱われます。
3

高速道路にクルマを停めて、ドライバーが近くにいなかったり、運転できない状況になったら、一般道と同じように放置車両として扱われます。
原文
トレーラーは左端の車線を走って
第75条の8の2

所定の重さ以上のクルマをけん引するトレーラーが高速道路を走る際にどの車線を走るのかは、一般道の規定とは異なり、次の規定に従ってください。
2罰則罰則

複数の車線がある自動車専用道路では必ず一番左側の車線を走行してください。
3罰則罰則

複数の車線がある高速自動車国道では必ず一番左側の車線を走行してください。

標識により、車種や行先ごとに走る車線が指定されている場合は指定された車線を走行してください。
4罰則罰則

やたら遅い車や路肩に停まっているクルマが前にいたら、その右横の車線を走行して追い越しをしてください。
トレーラーとは、エンジンと引っ張るための装置が付いているクルマ【けん引自動車】と、エンジンがなくて他のクルマを引っ張ってもらう構造のクルマ【被けん引自動車】が合体したときの総称です。
引っ張ってもらうクルマの所定の重さとは750kg以上が該当し、そのクルマのことを【重被けん引自動車】といいます。
原文
ハイウェイパトカーや維持管理の車両は
第75条の9

ハイウェイパトカーは、本線を横切ったり、Uターンをしたり、バックをすることが認められています。

ハイウェイパトカーは、合流車線の走り方が一般車とは違う走り方が認められています。

ハイウェイパトカーは、一般車が駐停車禁止とされている場所でも駐停車をすることが認められています。
2

高速道路の維持管理にあたる車両は、作業のために所定の最低速度よりゆっくり走ることが認められています。

高速道路の維持管理にあたる車両は、作業のために本線を横切ったり、Uターンをしたり、バックをすることが認められています。

高速道路の維持管理にあたる車両は、作業のために一般車が駐停車禁止とされている場所でも駐停車をすることが認められています。
原文では『…前条の規定は、適用しない。』とありますが、トレーラーの規定は関係ないと思われますので、75条の8の規定が適用されないものと思われますが…誰も何もいってないですね。
原文
第3節 高速道路を走るドライバーは

第三節 運転者の義務

高速道路に入る前には
第75条の10罰則罰則

十分な燃料補充と必要な冷却水、エンジンオイルを点検してから高速道路に進入し、ガス欠や故障して走行不能にならないようにしてください。

荷物の積み方を確認してから高速道路に進入し、荷物が落下したり飛散しないようにしてください。
原文
高速道路で動かなくなったら
第75条の11罰則

故障などのせいで、高速道路の本線、加減速車線、登坂車線、路肩の上や路側帯など場所に限らず、高速道路上で走れなくなったら、三角表示板などで停止の表示を行ってください。

停止の表示方法について詳しくは政令で規定されています。
2

高速道路上でクルマが止まってしまったら、ひとまず本線からはどかすように努めてください。
原文
第5章 道路の上で

第4章 ドライバーの義務
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